
「この男がジブリを支えた。近藤喜文展」を見に行ってきました。
原画やイメージボードなど豊富な展示数でかなり見ごたえのある内容でした。
ジブリ以前の日本アニメーションやテレコム所属時のものもかなりありました。
また晩年まで手掛けていた雑誌の企画「ふとふりかえると」の原稿、下書き原稿もありました。
近藤喜文さんはとても恥ずかしがり屋な性格だったと言われていて、アニメーターとしては有名な方であったにもかかわらず、
雑誌のインタビューはほとんど受けていませんでした(監督をした「耳をすませば」の時には多少受けていますが)。
近藤さんの言葉は今となってはあまり読む事は出来ませんが、
こうして手掛けた作品を通してメッセージが伝わって来るようでした。
雑誌の企画で「自画像を描いてください」と言われ、ようやく送られて来たのが仕事机の絵だったというエピソードがありますが
その本当に使っていた仕事机も今回展示されていました。
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