カメの鼻水
小動物臨床獣医師をやっているとたまに「今までにどんな動物を見た事がありますか?」と聞かれます。私が以前勤めていた動物病院では、爬虫類やサル以外は大抵のペットとして飼われている動物は来院していて、私もウサギやフェレット、ハムスターなどは日常的に診ていたのですが、その中でダントツに珍しい動物はカメでした。
それはギリシャリクガメで鼻水が出るとの事で来院して来ました。もっともこの時は、今まで行っていた爬虫類で有名な動物病院が1週間ほど休みになるため、その間代理で注射だけ打って欲しいとの事で来院していました。
私が診察したのですが
「へ~、カメって鼻水出すんだ?」と思いながらそのギリシャリクガメの顔を覗き込み、
「確かに鼻の周りが水っぽい」と納得していました。
飼い主さんの話では顔色が悪いのと元気もないとの事でしたが、その辺りはちょっと良く分かりませんでした(笑)。
さて肝心の注射を打たなければならないのですが、カメに注射ってどうやって打つか知っていますか?
前足を甲羅から出さして、足の付け根のちょっと柔らかそうな所に打ちます。これで筋肉注射が出来ます。注射したのは抗生剤でBaytril®(Enrofloxacin)です。カメってBaytril効くんですね。
それはギリシャリクガメで鼻水が出るとの事で来院して来ました。もっともこの時は、今まで行っていた爬虫類で有名な動物病院が1週間ほど休みになるため、その間代理で注射だけ打って欲しいとの事で来院していました。
私が診察したのですが
「へ~、カメって鼻水出すんだ?」と思いながらそのギリシャリクガメの顔を覗き込み、
「確かに鼻の周りが水っぽい」と納得していました。
飼い主さんの話では顔色が悪いのと元気もないとの事でしたが、その辺りはちょっと良く分かりませんでした(笑)。
さて肝心の注射を打たなければならないのですが、カメに注射ってどうやって打つか知っていますか?
前足を甲羅から出さして、足の付け根のちょっと柔らかそうな所に打ちます。これで筋肉注射が出来ます。注射したのは抗生剤でBaytril®(Enrofloxacin)です。カメってBaytril効くんですね。
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